グルメ

地域の味を楽しむ 日生のカキオコ

皆さんカキオコという料理はご存じですか?
具材として牡蠣を入れて食べるお好み焼きです。
今回は海を渡った向こう側。
岡山県備前市日生町のご当地グルメ、カキオコを紹介したいと思います。

日生の牡蠣

牡蠣と言えば、広島県が浮かぶ方も多いかもしれません。
実はお隣の岡山県も牡蠣の養殖が盛んな地域で、広島県、宮城県に次ぐ3位。
岡山県の中でも、日生町は県内の5割以上の生産量を占めている牡蠣の生産地なんです。

日生のカキオコ

牡蠣の生産が始まった昭和40年代。
漁師たちが売り物にならない小粒な牡蠣をお好み焼きやに持ち込んで、お好み焼きの中に入れて食べていたのがカキオコの由来だそうです。

日生のカキオコは、たっぷりの千切りキャベツとさらっとした生地を混ぜ合わせ、鉄板に広げていきます。
その生地の上に牡蠣を載せ、じっくりと焼き上げます。

日生のお好み焼きは関西風でも広島風でもない、日生風という焼き方なんだとか。

カキオコ発祥の店

今回は初めてカキオコを食べるので、カキオコ発祥のお店「お好み焼き ほり」に行ってきました。

平日、お昼11時前に到着。
すでにたくさんの人が並んでおり、1時間30分ほど並んで店内へ。
お店の外で待っている間に注文を聞いてくれていたので、席に着くとすぐにお好み焼きが運ばれてきました。

お好み焼きの中には大粒の牡蠣がたくさん!

ふわふわとした牡蠣の食感とうま味、キャベツの甘みが口いっぱいに広がります。
美味しくてあっという間に完食。

カキオコの他にもカキステーキやカキ焼きそばなど、牡蠣を使ったメニューが。
もちろんオーソドックスな豚玉などもメニューにありました。

来店されているお客さんのほとんどがカキオコがお目当てのようで、鉄板の上にはたくさんのカキオコが焼かれていました。

まとめ

秋口~春先にかけてが旬の日生の牡蠣。
旬の時期には県外から訪れる方も多く、駐車場には県外ナンバーがずらり。


日生町にはカキオコのお店が多くあり、訪れる前は、お店選びに頭を悩ましました。
店舗によってメニューも違い、店舗ごとの距離も近いので、食べ比べをしてみるのも良いなと思います。

牡蠣好きな方はぜひ一度召し上がってみて下さい。