カルチャー

秋の夜長に...といえば?

読書ですよね~♪

秋も深まってきた今日この頃。

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

さて、私は普段から本を読む方ですが、最近はAmazonAudible(結構おすすめです☆)で聴くことが殆どです。(;^ω^)
                      

そこで、今年聴いた本で良かったものをご紹介させていただきます。

歴史小説です。では、さっそく参りましょう!

茜唄(上・下)

著者:今村翔吾

出版:角川春樹事務所

新解釈平家物語!

この小説は平家物語を編むまでのストーリーを、ドラマチックな展開で独自に描いています。
端的な感想をぶち込みますが、かなり面白かった!

私は特に時代小説を好んで読んできたわけではないのですが、歴史好きでなくとも十分に楽しんでいただける作品だと思います。

主人公は、平清盛の四男で最愛の息子「新中納言 平知盛」。清盛亡き後、源平合戦において事実上の平家陣営の頭。

※正式な長となったのは、平宗盛。

知盛には猛将と呼ばれる平教経という相棒がいて、作中で共に駆け抜けていきます。
クライマックスにかけて知盛と教経のあいだでぶつかり合いがあるのですが、そこでさらに磨かれていく二人の生きざまが最高にかっこいいです。

源平合戦といえば、まず「源義経」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

もちろん、このお話しでも知盛の唯一無二の宿敵であり「戦の天才児」として描かれていますが、この二人の掛合も最大の見どころだと思います。

他にも、壮絶な時代を生き抜いた者たちのロマンがギュッと詰まっているので、ぜひ読んでみてくださいね♪

あとがき

今村翔吾さんの作品は、ドラマ化されネットフリックスで独占配信されている「イクサガミ」をAudibleで聴いてハマり、他「じんかん」、「ひゃっか!」、シリーズ物で「くらましや稼業」なんかも好きな作品です。

「茜唄」を通じて平知盛の大ファンになりました!

それぞれの人物像が魅力的に描かれていると思います。800年以上たった今でもこうして語り継がれる、平家やその時代を生きた人物に思いをはせる余韻がありました。

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